乳幼児期の子育てアドバイス④
2022年8月19日
お口のケア~生後6ヶ月から1歳半ぐらいまで~
生後6ヶ月を過ぎると、離乳食も始まります。ペースト状のものから始まって、1歳近くになると、口にする食べ物の種類もかなり多くなります。
さらには、歯の生える順番や時期には個人差がありますが、生後6~8ヶ月を過ぎると歯も生えてきますので、このころから歯ブラシの感覚に慣れさせましょう。
1日1回は歯みがきをする習慣をつけ、口の中がよく見えるように寝かせて歯みがきをしてあげてください。とくに、口の中の中央にある上唇と上の歯茎をつないでいるヒダ(上唇小帯)は敏感で、歯ブラシが当たるととても痛いので、注意して磨いてあげてください。上唇小帯を守るように人差し指でガードしてあげるといいかもしれません。
また歯ブラシを嫌がるお子さんは、親御さんの人差し指にガーゼを巻き付けて汚れを拭ってあげる方法でもかまいません。
1歳を過ぎると、歯も次々と生え、奥歯も生えてきます。規則正しい食生活が虫歯予防の第一歩ですので、甘いお菓子やジュースなどの食べ方や飲み方には十分気を付ける必要があります。