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どっちがいいの?手磨き or 電動歯ブラシ①

2024年10月2日

皆さんは普段どのような歯ブラシを使ってらっしゃいますか?

最近ではいろいろな種類の電動歯ブラシがあるため、使う方も増えてきたせいか、当院でも電動歯ブラシについて質問されることが多くなりました。そこで今回は手磨きと電動歯ブラシの2つを比較してみましたので、参考にしていただければと思います。

 

【電動歯ブラシの種類】

 

①電動歯ブラシ(高速回転タイプ)・・・1分間に3,000~7,000回という高速で左右回転します。ブラシが回転したり、縦に動いたり、毛先が歯に接することにより汚れが落ちます。歯ブラシを動かす必要ありません。

②音波歯ブラシ・・・1分間に2万~4万回の振動により歯を磨きます。毛先が歯に接することにより汚れが落ち、それと同時に音波振動で歯垢を浮かせて、音波水流によって歯間の汚れを除去します。歯ブラシを動かす必要はありません。

③超音波歯ブラシ・・・1分間に120万回以上の振動があります。振動によって虫歯の原因となる「バイオフィルム」を除去する効果が期待できます。振動が細かいので歯ブラシを動かす必要があります。

※最近の主流は①と②です

 

【電動歯ブラシのメリット】

①たくさんの振動を歯に与えられるので清掃効率が良く、短時間で歯垢を除去できます。

②勝手に振動してくれるので、子供から高齢者まで誰でも簡単に歯垢を落とすことができます。

③歯ブラシを動かす必要がないので疲れません。

 

【電動歯ブラシのデメリット】

①1台数千円~数万円と少し高価になり、歯ブラシのヘッドは約3ヶ月置きに交換が必要になります。

②電池の交換や毎回の充電が必要になります。

③手磨きに慣れている方はつい手で動かしたり、力を入れたりするため、歯や歯茎を傷つけることがあります。

 

次に手で磨く歯ブラシについてご紹介いたします。

 

 

妊娠中でもぜひ歯医者さんへ!

2024年8月23日

妊娠中の歯とお口のトラブルを紹介しましたので、今回はトラブルを予防するためのポイントについてご紹介いたします。

 

ポイント①

つわりの時、口の奥まで歯ブラシを入れることで吐き気をこみあげる方もいらっしゃいます。吐き気を防ぐには、歯ブラシはなるべくヘッドの小さいものを選びましょう。歯ブラシは口の横から入れて、小刻みに奥歯や親知らずを磨くようにすると先端が奥の方までいきにくくなります。

きつい匂いで吐き気を起こしやすい人は、香料を抑えた歯みがき剤を選びましょう。やさしいミントの味やフルーツ味の歯みがき剤もあります。

またテレビや音楽を流しながら、あるいはお風呂に入りながら磨くなどの「ながら磨き」は気分転換と共にリラックスできるのでおすすめです。

 

ポイント②

つわりで全く歯みがきができない時には、食後に水でうがいをするだけでもかなり違います。殺菌成分やフッ素が配合されていたり、炎症を抑える歯周病予防のための洗口液などもありますので、自分に合ったものを利用するのもいいでしょう。

 

出産後は忙しく、赤ちゃん中心の生活になるため、自分のことはどうしても後回しにしてしまいがちです。

ですので、体調が安定してくる妊娠中期(妊娠5ヶ月~7ヶ月ぐらい)にはぜひ一度歯科医院を受診しましょう。

当院では、妊婦さんが使っても大丈夫な薬剤を使ったり、短時間で済む処置を行うなど母体に配慮した治療を行うよう、

心がけております。また世田谷区では産前産後の2回無料で歯科健診を受診することができますので、上手に利用してみて下さい。

 

 

 

妊娠中の歯とお口のトラブル

2024年7月26日

妊娠すると、ホルモンのバランスが大きく変化して体にもいろいろな変化が生じてきます。

例えば、つわりや体調不良で思うように歯みがきができなかったり、なんとなく歯が痛いように感じたりといろいろなお口のトラブルが起こりやすくなります。そこで今回は、妊娠中の歯とお口のトラブル、そしてその予防法をご紹介いたします。

 

トラブル①虫歯

 

妊娠すると女性ホルモンが増加し、その影響で唾液の量や質が変化します。つまり、唾液の働きが低下するので口の中の細菌が増えやすくなり、虫歯になりやすい酸性の状態に傾きます。また、つわりが原因で歯ブラシを奥まで入れるのが難しくなり、上手に磨けず不衛生になりがちです。さらには、妊娠後期になると胃が子宮に圧迫され、食べ物を少しずつしか口にできなくなるため、食事の回数も増え、口の中が酸性になっている時間が長くなり虫歯になりやすくなります。

 

トラブル②歯周炎・歯周病

 

ホルモンバランスの変化により歯ぐきが腫れやすくなったり、出血しやすくなるため、歯肉炎が起こりやすくなります。歯肉炎の原因は歯垢の中に隠れているので、日々の歯みがきが大切です。歯肉炎をそのまま放置しておくと、歯周病へと進行してしまうので気をつけて下さい。とくに歯周病菌は、お口から体内に入りこんでしまうと早産や低体重出産のリスクも高くなると言われているので注意が必要です。

 

 

 

 

 

がん治療の前にぜひ口腔ケアを!

2024年4月10日

がん治療による傷口の感染や肺炎を予防するために、また抗がん剤や放射線治療で起こるお口のトラブルを予防し、少しでも症状を軽くするために、治療前の歯科治療やお口のケアはとても大切になります。

 

治療前に歯科医院を受診したら・・・

 

①お口のチェック

→虫歯や歯周病など悪いところがないかチェックします。虫歯がある場合は早めに治療しておきましょう。

②歯石除去とクリーニング

→歯石は歯科医院でしか取ることができません。歯石が歯に付いたままになっていると細菌がたまりやすくなります。

③歯みがき指導

→ご自分に合った歯みがき方法やケアの仕方を教えてもらいましょう。

 

 

とくに義歯を使っている人はきちんと調整しておくことが大切です。義歯が調整されていれば退院後の普通食への移行もスムーズに進み、消化管機能の低下による栄養状態の低下も防ぐことができます。

 

がんと診断されたら、その治療のことで頭がいっぱいになり口腔ケアまで頭が回らないかもしれません。主治医の先生が口腔ケアまでアドバイスしてくれるとも限りませんので、患者さん自身で治療前には必ず歯科医院を受診する事をおすすめしています。

 

 

 

口腔ケアはがん治療を支えます!

2024年3月13日

当院では、がん治療を始める前には歯科医院を受診して、お口の中をきれいにされることをお勧めしています。

これを聞いて「口腔ケアとがん治療にはどんな関係があるの?」と思われる方も多いと思いますが、実は口腔ケアというのは、がん治療を支えるための治療になります。

 

〈がん治療によるお口のトラブル例〉

 

・手術の場合

傷口の感染、肺炎を引き起こしやすくなります。

口の中にはたくさんの細菌がいるため、全身麻酔の際、人工呼吸を行うために口から気管へ細いチューブを入れますが、口の中が汚れていると細菌が肺へ流れ、術後肺炎を引き起こしたり、傷口に入って感染症を起こす可能性があります。

 

・抗がん剤治療の場合

合併症である口腔粘膜炎や口内炎を引き起こしやすくなります。また食べ物の味がわからなくなる味覚異常、口の中の乾燥、その他免疫が下がる時には口の中のカビやウイルスによる感染の可能性もあります。

 

・放射線治療の場合

副作用として、口の中がやけどをしたようにヒリヒリと乾いてしまったり、唾液の出が悪くなりやすく食べ物をうまく飲み込めないこともあります。また、口の中の乾燥が続くと口の中の環境が悪化して虫歯が出来やすくなります。

 

 

        

 

ドライマウス②

2024年2月13日

チェックしてみましょう!ドライマウスのサイン!?

 

 

ドライマウスの原因には様々なものがありますが、一番多いのは加齢です。加齢によってどうしても唾液を作る機能が低下し、分泌量も減っていきます。例えば、フィットしない入れ歯を使っているために食べ物を噛む回数が減ったり、ストレスを感じてしまうと自然に分泌量も減っていきます。

 

また降圧薬や抗アレルギー薬などの副作用で分泌量が減ることもあり、糖尿病、シェーグレン症候群、更年期障害といった病気の一つの症状としてドライマウスの症状が現れることもあります。その他、アルコール、カフェイン、塩分の摂り過ぎや口呼吸も原因になります。

 

このようにドライマウスになるといろいろな症状が出ますので、一度チェックしてみましょう!

これらはどれもドライマウスのサインです。

 

□ 口や喉の渇きがずっと続き、水をよく飲む

□ 口の中がネバネバする

□ 舌がヒリヒリして痛い

□ 乾いた食べ物が食べにくい

□ 口臭がある

 

いかがでしたでしょうか?

 

ドライマウスの治療は、まずその原因を取り除くことから行われます。ストレスやアルコールの過剰摂取、カフェインや塩分の摂り過ぎがドライマウスを引き起こしている場合には日々の生活習慣を見直しましょう。

 

そして原因を取り除いた上で洗口液や保湿スプレー、マウスジェルなどドライマウス用のケア用品を使って対症療法も行います。ドライマウスのサインかな?と気になる方はご自身で判断せずに、まずは歯科医院で症状を相談してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

ドライマウス①

2023年12月4日

~唾液のチカラはすごい!?~

 

ここ最近マスクをすることが習慣になっていたこともあり、口の中が乾燥したり、ネバネバしたり、口臭を感じるといった症状はありませんか?そんなとき、どうしても気になって歯科医院で診てもらうと「ドライマウス」と診断される方も多いようです。

 

「ドライマウス」とは唾液の量が減り、口や喉が乾燥した状態のことをいいます。健康な人の1日の唾液分泌量は1~1.5Lですが、ドライマウスの人の場合、唾液分泌量は半分以下になります。とくに高齢者になると、唾液分泌量が減ったり、飲んでる薬の副作用などが出るため「ドライマウス」になりやすいと言われています。

 

そもそも唾液というのはすごいチカラを持っています。口を潤すことはもちろんのこと、

①抗菌作用(細菌の増殖を抑える)

②自浄作用(歯垢や食べカスを洗い流す)

③再石灰化作用(溶けかかった歯面の修復をする)

④㏗緩衝作用(酸性に傾いたお口の㏗を中和させる)

⑤食塊形成作用(味を感じさせ、嚙み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする)

⑥消化作用(酵素かデンプンを分解して体内に吸収しやすくする) など重要な役割を担っています。

 

このようなすごいチカラを持つ唾液の分泌量が減ってくると、自浄作用が機能しないため細菌が増殖し、虫歯や歯周病になりやすく、口臭も強くなります。

また口の中も乾燥するため、細菌が増殖することにより感染症や風邪になりやすく、とくに高齢者の方は肺の機能が低下しているので、誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。

洗口液は歯磨きの前と後、どちらが効果的?

2023年10月16日

日常的なオーラルケア商品の1つとして洗口液を使う人が年々増えています。洗口液とは歯ブラシを使わずに主に口臭の防止、口の中の浄化、そして口の中を爽快にするものです。

 

使い方も簡単で、適量を口に含んで20~30秒すすぐだけです。有効成分の効果が出来るだけ続くように基本水ですすぐ必要はありません。その一方で、使い始めた人の中には「ゆすぐだけで効果はあるの?」「いつ使うのがいいの?」「歯磨きの代わりになるの?」などいろいろな疑問を耳にします。

 

そこで今回は洗口液の効果的な使い方をご紹介いたします。

 

洗口液は液体なのでブラッシングでは届かないところまで成分が行き渡りやすく、さらに口の中の殺菌力においては、普通の歯磨き粉より優れていると言われています。しかし、細菌が膜状になった「バイオフィルム」の深い部分までの成分浸透は難しいため、歯ブラシでまず「バイオフィルム」を取り除き、洗口液の成分が作用しやすい状況を作ることが一番大切になります。つまり、洗口液は歯磨きの後や就寝前に使うことをおすすめします。

 

ただ応急処置的な使い方として、外出先や忙しくて時間が取れない方、高齢者や妊娠中のつわりなどで歯磨きが難しい方が予備洗いとして使うのは有効と言えるでしょう。

 

日々の口腔ケアはあくまでも正しい歯磨きが基本となりますが、洗口液の正しい使い方をぜひ参考にしていただき、プラスαのオーラルケア商品として使ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入れ歯のお手入れ方法②

2023年9月1日

 

正しい入れ歯のお手入れ方法をご紹介します。

 

 

【入れ歯は毎食後洗うのが理想的です】

入れ歯用の歯ブラシまたは専用の義歯ブラシを使ってやさしく洗ってください。歯磨き粉には研磨剤が含まれていて傷をつける恐れがありますので使用しないでください。もし何か使用する場合は、台所の中性洗剤を使うといいでしょう。とくに部分入れ歯を使われている方はバネのまわりや裏側も丁寧に洗ってください。

 

【熱いお湯での消毒は避けましょう】

煮沸消毒をするとたくさんの細菌を取り除くことができます。しかし、入れ歯はレジンつまりプラスチックで出来ているので熱に弱く、変形しやすいため水を使うようにしてください。

 

【就寝時は入れ歯を外し、水や入れ歯洗浄液に漬けておきましょう】

就寝時に入れ歯を付けたままだと、唾液の減少により細菌が繁殖しやすくなったり、気が付かない間に入れ歯が外れ、飲み込んでしまうこともあります。入れ歯に付着した汚れをブラシだけで落としきるのは難しいので、残っている菌を取り除くためにも入れ歯洗浄剤による洗浄も合わせて行うと効果的です。

 

【入れ歯は乾燥すると変形・変色が起こるので、外したら必ず専用容器に水や保存液を入れ、その中で保管しましょう】

ここまでは入れ歯という装置のお手入れ方法でしたが、もちろん残った歯や歯が無くなった部分のケアも忘れることなく、歯ブラシで優しくブラッシングしましょう。

身近にいらっしゃるご両親やおじいちゃん、おばあちゃんなど周りで入れ歯を使っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。

 

入れ歯のお手入れ方法①

2023年7月21日

厚生労働省の調査結果によると、60代に入ると約5人に1人の方が入れ歯を使っており、高齢になればなるほど使用する割合も上がっています。ただ入れ歯は着脱式の装置であるため、毎日きちんとお手入れをする必要があります。正しくお手入れをすることにより、美味しく食事をとることもでき、健康寿命を延ばすことにつながります。

 

もし入れ歯のお手入れが不十分で、お口の中や装置が不潔になると、いろいろなトラブルが起こります。

 

<トラブル①>

入れ歯のプラスチック部分は汚れがつきやすく、口臭の原因になります。

 

<トラブル②>

とくに部分入れ歯の場合、歯に引っかけているバネの部分が汚れてくると虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

 

<トラブル③>

誤嚥性肺炎(肺に流れ込んだ細菌が繁殖することで起こる肺炎)の原因になります。

 

<トラブル④>

お口の中の細菌が多くなると、粘膜が赤くなったりなど口内炎ができたりします。

 

<トラブル⑤>

口の中の細菌が元になり、お口の中にもカビが生える原因になります。基本的に免疫力があれば生えてきませんが、免疫力が下がってきたり、体調を崩したりすると生えたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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