洗口液は歯磨きの前と後、どちらが効果的?
2023年10月16日
日常的なオーラルケア商品の1つとして洗口液を使う人が年々増えています。洗口液とは歯ブラシを使わずに主に口臭の防止、口の中の浄化、そして口の中を爽快にするものです。
使い方も簡単で、適量を口に含んで20~30秒すすぐだけです。有効成分の効果が出来るだけ続くように基本水ですすぐ必要はありません。その一方で、使い始めた人の中には「ゆすぐだけで効果はあるの?」「いつ使うのがいいの?」「歯磨きの代わりになるの?」などいろいろな疑問を耳にします。
そこで今回は洗口液の効果的な使い方をご紹介いたします。
洗口液は液体なのでブラッシングでは届かないところまで成分が行き渡りやすく、さらに口の中の殺菌力においては、普通の歯磨き粉より優れていると言われています。しかし、細菌が膜状になった「バイオフィルム」の深い部分までの成分浸透は難しいため、歯ブラシでまず「バイオフィルム」を取り除き、洗口液の成分が作用しやすい状況を作ることが一番大切になります。つまり、洗口液は歯磨きの後や就寝前に使うことをおすすめします。
ただ応急処置的な使い方として、外出先や忙しくて時間が取れない方、高齢者や妊娠中のつわりなどで歯磨きが難しい方が予備洗いとして使うのは有効と言えるでしょう。
日々の口腔ケアはあくまでも正しい歯磨きが基本となりますが、洗口液の正しい使い方をぜひ参考にしていただき、プラスαのオーラルケア商品として使ってみてください。