治療を途中でやめるのは危険です!!
2021年10月20日
歯が痛くて歯医者さんに通っていたけれど、何かしらの理由で治療を途中でやめてしまったことありませんか?
学校や仕事が忙しくて、ついつい予約を忘れてしまった…
行くのを忘れてしまい、行きづらくなってしまった…
治療は途中だったが、痛みがなくなったから行かなくなった…という方も多いと思います。
けれども、歯の治療を途中でやめることはとてもリスクがあるということをご存知でしょうか?
《歯の根っこの治療をやめてしまうと・・・》
根っこの治療は、構造上、とても細かく難しい治療になるため、治療の流れも複雑でどうしても時間と回数がかかります。根っこの中は、細菌に感染した神経や歯質が残っている状態なので、先端に再び膿がたまり、歯茎が腫れたり痛みが出てきたりします。
《仮歯のまま放置しておくと・・・》
仮歯というのはあくまでも仮の歯なので、長い期間使えるものではありません。装着の仕方も外れやすくなっています。だんだん仮歯が擦り減ってくると、そのすき間から細菌が入って再び虫歯になったり、咬み合わせも悪くなったりします。
《歯の型を取ったままやめてしまうと・・・》
型を取って、長い期間そのまま放置しておくと、せっかく出来上がった詰め物や被せ物がうまく適合しなくなる場合があります。調整に時間がかかったり、最悪は作り直しになります。型を取った後は、出来るだけ時間をあけずにセットすることをおすすめします。
このように、治療を一度中断してしまうと費用も時間もかかってしまうことになりかねませんので、ぜひ最後まで治療を受けてください。以前、当院で治療を受けて途中になっている方はもちろんのこと、他院で治療途中であるという方も診察させていただきます。患者さまが治療を続けやすいよう、配慮させていただきます。ご希望がございましたら、ご相談ください。