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いつまでも健康でいるために④

2020年11月21日

「フレイル」とは!?

 

最近よく耳にする言葉があります。「フレイル」です。「フレイル」とは、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的認知機能低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで、要介護状態に進まずに済む可能性があります。フレイルに早く気づき、治療や予防をすることで、要介護に進行することを防ぐと考えられています。フレイルを予防するために、歯科では、口腔機能の低下を防ぐため、噛む力や飲み込む力など、口腔機能をチェックしていくことが重要です。

 

いつまでも健康でいるために③

2020年11月21日

お口の環境で、病気のリスクが変化します!

 

 

歯やお口の中に興味を持っていただき、定期検診を受診されているかどうかで、病気をした時のリスクにも差が出てきます。

 

普段、歯科医院で管理されている方とそうでない方が、心臓やがんなどの手術、抗がん剤治療などを受ける際に、入院期間(在院日数)に大きな差が出たという調査結果があります。これは、口腔内で増殖した細菌によって、合併症を引き起こしやすく、口腔内の環境が悪化するからと考えられています。

 

また、ある高齢者施設では、入所者のうち、残っている歯が20本以上の人に比べて、0本(義歯もなし)の人の死亡率が1.8倍も高いという結果があり、残存している歯の数と歯やお口の中に興味を持っていただいている人のほうが、健康寿命が長くなっているという調査報告が出ています。

 

上記のグラフのように、お口の管理次第で入院の日数も変わってきます!死亡リスクにも関わってきますので、日頃からお口の環境を整えることが大切になります。

 

いつまでも健康でいるために②

2020年11月12日

残存歯が多いほど認知症になりにくい!

 

 

高齢化が進んでいる現在、人に頼らずに、できるだけ自立した生活を長く送りたいと思っている人は多いことでしょう。

それには、歯が深く関係しているのです。

 

認知症を予防するのに、面白い研究データが出ています。ある調査報告によると、残っている歯の数が「0~9歯」の人は、「10~28歯」の人より、アルツハイマー型認知症の発症リスクが2.2倍も高かったそうです。また、老いたマウスに迷路を記憶させる実験で、抜歯したマウスと抜歯しないマウスを比べた場合、明らかに抜歯したマウスの記憶力が低下したそうです。

 

歯が残っている人ほど、認知症を発症しにくく、記憶力も低下しにくいという検査データが出ています。

今からでも残っている歯を大切にしましょう!

 

 

 

いつまでも健康でいるために①

2020年11月12日

年齢を重ねてもQOLを維持していくためには・・・

 

 

QOL(クオリティ オブ ライフ)という言葉をご存知でしょうか?人生や生活の質などと言われることが多く、私たちが生活する上での満足度を表す指標の一つと言われています。年齢を重ねても、健康で質の高い暮らしをしたい、元気で活動的に生活をしたい、そう思っている人は多いと思われますが、それを実現するためには、「歯」が重要な役割を果たします。

 

調査報告によると、食事について「とてもおいしい」「おいしい」と感じている人は、平均で約20本の歯が残っていたそうです。それに対して、「おいしくない」と感じている人の平均は約11本だそうです。このグラフによると、「残っている歯の数」によって「おいしい」と思える感覚は大きく影響されることがわかります。

 

それ以外にも、嚙み合わせが重要になってきて「噛み合う歯が多い人ほど脚の力やからだのバランスをとる能力が高い」=「運動機能が高い人ほど歯の残存数や咀嚼できる食品数が多い」という調査結果もあります。「歯」は、QOLが健康長寿に大きくかかわっているのです。

 

 

残っている歯が多い人ほど「おいしい」と感じている割合のグラフです!歯は私たちの生活と深く関わっています。

 

フッ素のお話②

2020年11月9日

虫歯予防にはフッ素の組み合わせが有効です!

 

 

フッ素の組み合わせには、

①フッ素入りの歯みがき剤の使用

②フッ素入り洗口液の使用

③歯科医院でのフッ素塗布  があります。

 

フッ素の利用の仕方は、年齢により異なります。

・1歳半ぐらい~  ①のみ

・3歳ぐらい~ ①+②+③

・14歳ぐらい~ ①+②  を目安にお考えください。

 

 

☆フッ素入り歯みがき剤の使用について

歯が生えてから5歳まではフッ素濃度500ppmのもの、6~14歳はフッ素濃度1000ppmのもの、15歳以上はフッ素濃度1000~1500ppmの高濃度のフッ素入り歯みがき剤を使うとよいでしょう。

 

 

資料:nico

 

 

☆フッ素入り洗口液の使用について

フッ素入り洗口液は、製品によって異なるので、製品表示を参考に洗口してください。

夕食後にフッ素入り歯みがき剤で歯をみがき、その後、就寝前に1日1回、フッ素入り洗口液でブクブクうがいをするのがおすすめです。

 

 

☆歯科医院でのフッ素塗布について

塗布に使用されるフッ素濃度は9000ppmで、3~4カ月のペースで塗布していくのが理想です。

 

 

当院でも、フッ素入りの歯みがき剤などいろいろご用意しております。使用方法についても詳しくご説明いたしますので、歯科健診も兼ねてぜひ一度ご来院ください。

 

フッ素のお話①

2020年11月6日

教えて!歯医者さん

 

小さいお子さんを持つお母さまからこんなご質問をいただきました。

「フッ素入りの歯みがき剤とフッ素入りの洗口液を合わせて使って、過剰になってしまうことはないのでしょうか?」

ぜひお答えしたいと思います。

 

フッ素の取り込み方法は

①家庭でフッ素入り歯みがき剤やフッ素洗口液を使用する

②歯科医院でフッ素を塗ってもらう           

があります。

 

答え「過剰に取り込む危険はありません。」

 

6歳の平均体重21㎏のお子さんが急性中毒になるのは、「体重1㎏あたり2㎎」以上のフッ素を一度に摂取したときですので、2×21=42㎎になります。1回に使う歯みがき剤と洗口液をすべて飲み込んだとしても、からだに入るフッ素の量は1~2㎎程度です。小さなお子さんでも安心して利用できます。

 

少しでもフッ素のこと、おわかりいただけましたでしょうか?

小さなお子さんを持つお母さま方、何かまだわからないことなどございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

 

予防歯科③

2020年11月5日

お食事・間食は決まった時間にしましょう!

 

歯医者さんに行っているのに、なぜかいつも虫歯になってしまう。それは「食べ方」に問題があるのかもしれません。飲食後、お口の中は細菌によって酸性になることで、虫歯になりやすい環境になります。その後、時間をかけて唾液成分が歯を守ろうとして、お口の中を酸性から中性に戻していきます。これが再石灰化です。いつもお口の中が酸性状態であると、再石灰化できずに虫歯になってしまいます。

飲食した時には、お口の中を酸性状態から早く中性に戻してあげることが大切です。なので、中性に戻していくには、お口の中に食べ物などがなく、唾液を出している時間を長く設ける必要があります。逆に言えば、お食事や間食の「頻度や時間」を守ることで、虫歯のリスクを軽減することができます。

食べた後は、歯みがきをして酸性状態を長時間作らないようにすることが、虫歯の効果的な予防方法です。

 

                 

                 飲食とpHの関係を表したグラフです。酸性状態が長く続くと歯の成分が溶け出します。

※資料:nico

 

当院では、皆様のお口の状態を見させていただき、それぞれの生活習慣に合った予防の方法もご提案させていただきます。毎日のセルフケアに少しでもお役に立てれば幸いです。

予防歯科②

2020年11月2日

セルフケアだけでは完璧ではありません!

 

プラーク(細菌のかたまり)は、歯と歯茎の際にたまりやすく、たまったプラークが歯周病の原因となるため、その部分を注意して歯ブラシをすることはとてもいいことです。

ですが、残念ながら歯ブラシだけでは、溝に入りこんだプラークを除去することは難しいです。強引にブラシの毛先を入れてみがき続けると、歯ぐきを傷つけるだけではなく、歯の根面が露出し、逆に虫歯になりやすかったり、知覚過敏を起こしてしまいやすくなります。適切な歯ブラシの力具合を歯科医院で教えてもらいましょう。歯ぐきの深い溝や歯周ポケットの中の掃除については歯科医院にお任せください。

 

補助清掃器具のデンタルフロスや歯間ブラシを使用したり、虫歯予防のためにフッ素入り歯みがき剤を使ってみてください。

 

                        強すぎるブラッシング圧は歯ぐきを痛める原因となります。

  ※資料:nico

 

当院でも、定期的な歯科健診とクリーニングをおススメしています。

ラッシングの指導もさせていただいておりますので、ぜひ一度歯科健診にいらっしゃいませんか?

 

予防歯科①

2020年10月29日

セルフケアと歯科のサポートで歯周病は改善できます!

 

歯周病=「歯を失う怖い病気」と思われがちですが、短期間で歯がグラグラになって抜け落ちてしまうことはなく、徐々に進行していく病気です。その割合は、歯周病になりにくい人が1割、進行しやすい人が1割で、残りの8割の人はゆっくり進行していく歯を支えている歯茎の病気です。

 

※資料:nico

 

 

歯周病を予防するには、早期発見が重要です。

現在の自分の歯茎の状態を知ると、その分早く対策をとることができます。定期的に歯科医院で歯科健診を受診されることをおすすめしています。

歯周病になってしまった歯茎は残念ながら元に回復するのは難しく、早期に治療を始めることで進行を抑えられます。

一度歯周病にかかられた方は、細菌感染の問題なので予防処置を怠ってしまうと、再発しやすい病気ですので、再発を予防するために歯科健診に通いましょう!

 

当院では、残せないと言われるような歯も出来るだけ温存する治療を心がけておりますので、歯のお悩みなどございましたらぜひ一度ご相談下さい。皆様からのご予約をお待ちしております。

 

8020運動って?

2020年9月19日

日本は世界有数の長寿国

 

 

日本人の平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳(2018年)で、男女の平均寿命では

界一という栄冠を持っています。しかし、歯の寿命がこれに追い付いていません。

 

そこで登場したのが8020(ハチ・マル・ニイマル)運動です。

 

これは80歳の時に20本の歯を残そうという運動で、平成元年に厚生労働省や日本歯科医師会などによって始まりました。そもそも「80歳で20本の歯を」と呼びかける理由は、第二大臼歯(12歳臼歯)まで全てあると28本ですが、そのうち20本の歯があれば大抵の食べ物が噛める、という考え方からです。

 

 

美味しい食事はそのまま生きる楽しみに繋がり、さらにあなたの健康寿命をのばしてくれます。

 

 

80歳で20本の歯がある人はどのくらいいるのか?

 

 

2016年の調査で80歳の平均現在指数(現在ある歯の数)は約17本(前回調査は14.2本)、また80歳で自分の歯が20本以上ある者の割合は、初めて50%を超えました。(65-74歳では68.9%、85歳以上では25.7%)。

この数字はこの運動発足時と比較すると増えており、効果は上がっているといえます。しかし、中年期以降、急速に歯を失っていく傾向は変わりません(グラフ参照)。

 

 

8020を達成すための心がけとか?

 

 

まずきちんとした歯磨きと、定期歯科検診で虫歯や歯周病を早く見つけ、早期に治療を受けることです。と同時に、歯並びに問題がある場合は、矯正歯科治療を受けて、お手入れしやすく、よく噛める美しい口元を手に入れることも予防という観点から大切です。各年代でそれぞれ気をつけなければいけませんが、いずれにしても歯のターニングポイントと言われる40~50歳代では必要な歯科治療をきちんと受けておくことが8020達成へのカギと言えます。

 

 

定期歯科検診に行っている人と、歯が痛くなった時だけ治療を受けた人とで、80歳の

時残っていた自分の歯の本数には、約10本の差が出たというデータがあります。

 

 

さらに、雑誌プレジデントの“人生の後悔”についてのアンケート調査で、70歳代の方

の健康分野では「歯を失ったこと」という後悔が1位でした。

 

※図資料:Dentwave.com

 

歯を失うと、人生の大きな楽しみである“食事の楽しみ”が半減してしまうため、こんな

にも後悔することになってしまうのです。

 

 

8020達成とかみ合わせには、どんな関係が?

 

 

これまでの調査では8020達成者では著しい不正咬合の方はいらっしゃいませんでした。特に受け口や開咬(上下の前歯がかみ合っていない)では達成者は一人もいませんでした

 

8020達成者に多かったのは、前歯や奥歯がしっかりとかみ合わさり、右も左もバランスよく当たっているという安定した咬合でした。かみ合わせがいいとしっかり物が噛めるため、脳への血液量が増え、全身への健康にもいい影響を及ぼします。また、骨の老化防止にも繋がるため、QOL(生活の質)の向上にもつながるわけです。

 

 

かかりつけ歯科医の必要性

8020達成者のほとんどは、以前から「かかりつけ歯科医」をもち、歯科医院を訪ねり頻度も高かったそうです。

 

“人生の後悔”をしないため、定期歯科検診を受けましょう!

当院ではまずは詳しく検査をしてから、お一人お一人に合った治療やケアをご提案しています。虫歯や歯周病など一般歯科の治療はもちろん、矯正歯科やインプラントなど専門性の高い分野についても、ぜひご相談ください

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