いつまでも健康でいるために①
2020年11月12日
年齢を重ねてもQOLを維持していくためには・・・
QOL(クオリティ オブ ライフ)という言葉をご存知でしょうか?人生や生活の質などと言われることが多く、私たちが生活する上での満足度を表す指標の一つと言われています。年齢を重ねても、健康で質の高い暮らしをしたい、元気で活動的に生活をしたい、そう思っている人は多いと思われますが、それを実現するためには、「歯」が重要な役割を果たします。
調査報告によると、食事について「とてもおいしい」「おいしい」と感じている人は、平均で約20本の歯が残っていたそうです。それに対して、「おいしくない」と感じている人の平均は約11本だそうです。このグラフによると、「残っている歯の数」によって「おいしい」と思える感覚は大きく影響されることがわかります。
それ以外にも、嚙み合わせが重要になってきて「噛み合う歯が多い人ほど脚の力やからだのバランスをとる能力が高い」=「運動機能が高い人ほど歯の残存数や咀嚼できる食品数が多い」という調査結果もあります。「歯」は、QOLが健康長寿に大きくかかわっているのです。
残っている歯が多い人ほど「おいしい」と感じている割合のグラフです!歯は私たちの生活と深く関わっています。