予防歯科③
2020年11月5日
お食事・間食は決まった時間にしましょう!
歯医者さんに行っているのに、なぜかいつも虫歯になってしまう。それは「食べ方」に問題があるのかもしれません。飲食後、お口の中は細菌によって酸性になることで、虫歯になりやすい環境になります。その後、時間をかけて唾液成分が歯を守ろうとして、お口の中を酸性から中性に戻していきます。これが再石灰化です。いつもお口の中が酸性状態であると、再石灰化できずに虫歯になってしまいます。
飲食した時には、お口の中を酸性状態から早く中性に戻してあげることが大切です。なので、中性に戻していくには、お口の中に食べ物などがなく、唾液を出している時間を長く設ける必要があります。逆に言えば、お食事や間食の「頻度や時間」を守ることで、虫歯のリスクを軽減することができます。
食べた後は、歯みがきをして酸性状態を長時間作らないようにすることが、虫歯の効果的な予防方法です。
飲食とpHの関係を表したグラフです。酸性状態が長く続くと歯の成分が溶け出します。
※資料:nico
当院では、皆様のお口の状態を見させていただき、それぞれの生活習慣に合った予防の方法もご提案させていただきます。毎日のセルフケアに少しでもお役に立てれば幸いです。