いつまでも健康でいるために③
2020年11月21日
お口の環境で、病気のリスクが変化します!
歯やお口の中に興味を持っていただき、定期検診を受診されているかどうかで、病気をした時のリスクにも差が出てきます。
普段、歯科医院で管理されている方とそうでない方が、心臓やがんなどの手術、抗がん剤治療などを受ける際に、入院期間(在院日数)に大きな差が出たという調査結果があります。これは、口腔内で増殖した細菌によって、合併症を引き起こしやすく、口腔内の環境が悪化するからと考えられています。
また、ある高齢者施設では、入所者のうち、残っている歯が20本以上の人に比べて、0本(義歯もなし)の人の死亡率が1.8倍も高いという結果があり、残存している歯の数と歯やお口の中に興味を持っていただいている人のほうが、健康寿命が長くなっているという調査報告が出ています。
上記のグラフのように、お口の管理次第で入院の日数も変わってきます!死亡リスクにも関わってきますので、日頃からお口の環境を整えることが大切になります。