よくわかる!こどもの歯みがき①
2022年9月28日
普段なかなか学ぶことのできない「こどもの歯みがき」についてです。
いつごろからどんなふうに磨けばいいか、悩んでる方もいらっしゃるかと思います。
☆乳歯列期(すべて乳歯のとき)の歯みがき
歯が生えて離乳食が始まったら、歯みがきをスタートしましょう!
歯みがきの前には、ほっぺのまわりをマッサージしたり、鼻の下を伸ばすなど、まずお口のまわりを和らげてあげましょう。
歯が生えたてのときは、毛がやわらかく、やや小さめの方が奥や細かいところが磨きやすいです。軽くペンを持つように持って、コチョコチョ動かします。およそ2歳半前後になってお子さん自身が磨く時は、細かく動かすのは難しいので、グー持ちで鏡を見ながら磨く練習をしてみましょう。特に3歳までは、歯ブラシの事故がとても多いので、使用する際は必ず床に座ってオモチャ代わりにしないよう、大人がそばで見てあげてください。
また上の前歯近くにある筋のヒダ(上唇小帯)はあたると痛いので、縦みがきにしましょう。もし仕上げ磨きのときお子さんが口を開けてくれないときは、もう1本の歯ブラシにガーゼを巻き付け、それを噛んでもらってもいいでしょう。