歯医者さんとの正しいつきあい方
2022年4月6日
皆さんは、歯医者さんにどういう時行かれていますか?「急に歯が痛くなった」「歯ぐきが腫れてしまった」「被せ物が取れてしまった」など、お口の中の調子が悪くなった時に行くのが普通だと思われている方も多いのではないでしょうか?
日本では、昔から歯医者さんは「治療の場所」として考えられていましたが、最近では「予防歯科」としての役割の方が大きくなってきました。歯や口をきれいにしてもらうための場所、治すところがなくても通う場所として考えられるようになってきています。
この「予防歯科」というのは、自宅で自分で行う「セルフケア」と歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う「プロフェッショナルケア」の2つがそろって初めて成り立ちます。自分で毎日きちんと歯を磨いているから大丈夫と思うかもしれませんが、セルフケアだけで完璧にきれいにすることはどうしても難しく、病院の健診のように、お口の中もプロによるチェックや処置が大切になります。
また逆に、歯医者さんに定期的に通っていれば安心というものではありません。セルフケアで歯ブラシをしてる時間の方が長いため、きちんとした歯みがきを習得していないと良い状態を保つことはできません。つまり、自分と歯医者さんの二人三脚で初めてお口の健康を保つことができるのです。この機会に皆さんも歯医者さんとの付き合い方を変えていきましょう。