むし歯とは!?
2021年3月10日
歯を失ってしまう原因「むし歯」
歯を失ってしまう原因のほとんどが、「むし歯」と「歯周病」です。40代まではむし歯で歯を失うことが最も多いとされています。
むし歯の原因菌は、主に「ミュータンス菌」が関係しています。食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養にして増殖し、生成した酸で歯の表面のエナメル質を溶かします。この状態が続くことで歯に穴が開き、さらに時間が経ってしまうと細菌が歯の内部の方まで達してしまいます。内部の方までそのまま放置すると、激痛が生じ、やがて歯髄(神経)が死んでしまいます。歯の治療を何度も繰り返していくうちに、歯はもろくなったり、歯質が少なくなったりすることで、だんだん抜歯に近づいていってしまうのです。