乳幼児期の子育てアドバイス②
2022年6月29日
ステップ3【生後9~11ヶ月頃】
2回食から3回食へステップアップします。
舌を前後、上下、左右に動かして食べるようになります。かたさは歯ぐきですりつぶせるかたさ(大人が親指と人差し指でつぶせるかたさ)が目安です。手づかみ食べが始まる時期ですので、スティック状、ボール状、小判型のものを取り入れてみてください。バナナややわらかく煮た野菜、柔らかいせんべいなどが適していて、とくにバナナはかじりとる練習にもなるのでオススメです。また、コップ飲みも練習してみましょう。
ステップ4【1歳~1歳半頃】
離乳食の完了期になるので、1日3回の食事と1~2回の間食という一定のリズムを作ってあげてください。歯ぐきで嚙みつぶせるかたさ、少し力を入れるとスプーンの縁で切れるくらいにします。口の周りの筋肉も発達してくるので、自分で食べたがり、口へ詰め込み過ぎたり、食べこぼしたりしながら一口の量を覚えていきます。食パンやバナナなどは口より少し大きめにして、前歯を使ってかじり取る練習をしましょう。スプーンやフォークの練習をスタートしてもいいかもしれません。
※食材として、はちみつや黒砂糖は1歳まではつかえません。牛乳は加熱すれば生後7ヶ月以降から離乳食に使えます。
このような月齢に合わせた離乳食のステップの流れはあくまでも目安の一つです。食の細いお子さん、たくさん食べたがるお子さん、全く食に興味がないお子さんなど様々ですので、それぞれのお子さんの様子に合わせて無理をせず、少しずつ進めてあげてください。